宝剣岳安全確保TRー2

宝剣岳 自己確保練習 第2回
山行日日:7月22日(土)
参加者:7名
コースタイム:
ルート図: MAP

報 告:宝剣岳自己確保の講習会、2回目。少人数にした方が、行き届き、安心と判断した。講師の私は2渡になるが。前回は最悪な天気でしたが、今回は、晴天。

千畳敷ホテル前で、30分以上休息、その時間に、皆チェストハーネスの装着点検。ヤル気満々です。

すでに多くの登山者が、スタートしている。

 

宝剣岳。

急登に、差し掛かってきた。

途中、体調不良者がいたので、先行の組みは、宝剣山荘前で待って貰った。

此処で、チェストハーネスに、カラビナを、ナイロンスリングに固定し装着。ヘルメットをはめる。

 

 

 

クサリ場に到着。クサリの支店間には、1人づつ。待機する時は、カラビナをセット。

下山してくる、登山者もいるので、あわてないこと。

クサリ場、カラビナを掛けて、登る人、下山する人は、誰もいない。

宝剣岳とう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千畳敷に、15時頃到着した。

15日と22日の2回に分けて、実施した。危険な場所で、めんどくさがらずに、自己確保が出来る様になれば良いと思う。約20名近い仲間が、チェストハーネスが出来る様になったのは、大きな成果だ。

雪崩事故防止講習会 栂池

 雪崩事故防止講習会 栂池
東海ブロック講習会
開催日:1月14日(土)、15日(日)
メンバー:多治見2名、みのハイキングクラブ2名
        ふわく1名、クララ1名

報 告:多治見を3時に出発して、栂池高原の鷲の家に7時に到着。レセプションを受けて実技講習会。講習会はゴンドラを利用して、栂池自然園近くで実施した。初日は雪崩を引き起こしやすい雪質の観察、長さ2m、高さ1.8m雪の断面を掘って観察。雪崩を誘引する雪の弱層のテストを何度も繰り返し行った。その後、雪崩ビーコンの使用方法から、埋没者を探査する方法として、電波誘導法、ファインサーチ、エアポートアプローチ、ビーコンで埋没者探査の方法、プロブを使って、スパイラルプローブング繰り返し練習した。
翌日は、スキー場近くの公園にて実習、最初にシャベルにて、埋没者の張り出しを3人グループで行った。早く掘りだすにはチームワークが重要でした。昨日練習したエアポートアプローチ距離を60m位離れた所から埋没者を探す練習、最初は3分以上掛かったが、2回目は2分を切る事が出来た、
二日間の集大成として、6人でコンパニヨンレスキューを実施した。リーダ、ビーコン探査、シャベル・プロブ、記録報告の役割を決めた、リーダーの指示のもと捜索の練習を行った、担当を交替して4回くらい練習をした、時間との勝負なので、やって見ると色々混乱して思う様に出来なかった。捜索開始から埋没者の救出迄を15分が課題、これはとても困難な事だけど、重要な課題、それを体験出来た。三種の神器(ビーコン、シャベル、プロブ)が命の道具と理解し、練習の積み重ねが重要と認識した、実技講習会でした。

ゴンドラの駅に、ビーコンチェッカーが設置されていた。

練習場所に向かう。

全員で雪質断面観察の、ピット堀。

昨日の雨と、気温が高いので、ルーペや刷毛を使って観察したが、雪質は良く分からなかった。
断面をハンドテストで、指先からグー、ペンシルと雪の方さを確認した。

 

雪の層毎の温度の測定、今回は雪の断面ごとの特性は図れなかったが、温度が低く測定の条件が良いと、下に行くほど温度が高くなることが分かる。

シャベルコンプレッションテスト(CT)、弱層を確認する事は出来なかった。
30cm角の柱を掘起こして、テスト。

CTで弱層が確認出来た時、横への伝達を知るために、エクステンディッドコラムテスト(ECT)を行う。30cm、90cm。シャベル、スノーソ、ワイヤーが必要。

ビーコンの取扱い、サーチ(SEARCH)とセンド(SEND)をグループチェックの練習後、ビーコンの電磁波に沿って、歩く練習。

ビーコンで埋没者の捜索、捜索距離を広げながら練習。

3人グループで、埋没者の掘起こし。

これだけの広さを掘るのに5分要した。

埋没者の搬出、ヒューマンチェーンや、ログロールを練習。

 

 

コンパニオンレスキュー。

ビーコンで、ファインサーチご、プロブでスパイラルプロービング、埋没者を発見。

 

講習会、繰り返し練習が出来たので、講習会の内容が良く理解出来ました。この練習は継続が重要と思いました。

 

 

テント点検

多治見ろうざん テント点検しました。

開催日:11月3日(木)

実施場所:喜多緑地公園

参加者:10名

報 告:多治見ろうざんでは、祝日に昼間例会として、学習会を開催しています。8月11日には、登山に必要な体幹トレーニング、熱中症セルフレスキューを行いました。11月3日は、会所有の装備の点検、特にテントを実施しました。

所有のテント、ツエルトを含め8組を、テント設営しました。最後に防水スプレーをして、乾かしました。
利用する人が少なく、寂しいです。キャンプが巷では流行、登山でなくても、キャンプを楽しむのに使ってほしいです。

ツエルト、設営には最初に、底辺の4点をしっかり固定すると張りやすい。ツエルトポールを使用。
座れば、4人は寒さをしのげる。
(アライテント)2組所有。

ツエルト、片側樹木、もう一方はストックを利用して設営ツエルトは下が分割になっているので、レスキュシート下に敷いて使うと、雨が降っても大丈夫。
(エスパス)

3人用テント、骨組みがしっかりしている、強風でも大丈夫。実際は2人が快適。
(IBS)

5人用テント、冬も使用可能。入口が袋状になっている。ファスナーだと凍結すると、出るのが大変。
内張を張ると、冬も快適。
(エスパス)

冬用テント、軽量タイプは2組ある、古いテントと比べると半分の重さ。

3シーズンタイプのテント、入口がメッシュの蓋が付いているので、暑い夏には最適。

 

私が会に入会前からあるテントなので、多分20年以上と思う。シッカリした骨組みで安心。しかし重いので、現在これを背負って、登山出来る人は、会では少数。

5人用テント、これも年代物です。
会には、持ってこなかったテントが、2組有ります、一つは10人は泊まれるテント、今は利用が無いので、今回は点検を止めました。

会には、テント以外に、大小のコッフェル、ガスバーナー、ランタン、テントで使うものは一通り有ります。
冬登山に使用する道具、岩登りの道具、救助で使用する道具等沢山有ります。今は利用が減って寂しい限りです。

 

定光寺岩トレ

岩場の登り方下り方と、
ナイロンスリングを使った確保

実施日:7月9日、8月17日

参加者:10名(7日)、9名(17日)

ゲレンデ: 定光寺岩場

実施内容:①ナイロンスリングでチェストハーネス
②トップロープで確保して、岩場の登り
方、下り方。
     ③急斜面にロープを張り、クレムハイス
      ト、プルージックで登る、下る。
④鎖場をカラビナ2丁使って通過。

報 告:秋に記念山行で表銀座縦走を計画している、9月末なので、雪の心配、凍結の心配と、危険要因があるので、安全対策として計画を実施。併せて、会の基本装備にナイロンスリング、カラビナを入れているが、その使用方法について合わせて実施した。

 チェストハーネスに安全環付カラビナをセットして、トップロープを掛けて、安全確保して練習。
手元、足元のホールドを確認し、三点支持を考えて登る。
下りは特に岩から体を話して、足元を確認し下る。

 

 

 10kg位の重さのザックを背負って練習。

クサリ場の通過の練習。

 クレムハイストとプルージックで登り降り。

 ロープが8.5㎜なので、細引きが6㎜だと、ブレーキがかかりにくい。6㎜だと、プルージックの方が良い。
 クレムハイストは片手で出来るので、そちらを推奨したい、実用的なのは5㎜の細引きが良い。

まとめ:今回の練習方法は、会でも初めてで、今後役に立つ情報を習得して、会に広めて行きたい。
この練習の中から、クライミングを愛好する仲間が出てくるのを期待したい。


 

熱中症セルフレスキュー

熱中症セルフレスキュー 喜多緑地

開催日:8月11日(山の日)

メンバー:13名

場 所 :喜多緑地公園管理棟

内 容 :①山筋ゴーゴー体操とストレッチ

     ②体幹を意識した歩行。

     ③熱中症対策グッズの効果の確認

     ④熱中症対セルフレスキュー

感 想 :年2回、昼間例会として、講習会を実施している、今年は大変暑いので、登山での熱中症を、症状が悪くならない、回復方向に皆でレスキューを実施した。
今年初めてなので、上手くは出来ませんでしたが、継続して取組む必要がある訓練と思いました。

計画では屋外で行う予定でしたが、訓練で熱中症になりそうな天気なので、屋根のあるテラスで行いました。
体調が悪くなった人の、安静方法、ザックを利用して背もられを作る。
冷えたタオルで、首元を冷やす。濡れたタオルで仰ぐ。

 

立っておれず、地面に倒れる。

マットを敷く、うつ伏せから、仰向けに体を起こす。
安静姿勢を取る。重度と判断して、救急要請をする。

 

 

体調か悪化しない様、体を冷やす。
凍ったペットボトルを首、脇、足に置く。
タオルで仰ぐ。

 

まとめ:熱中症は、命を落とす危険な症状で、身近な登山の中で起こる可能性が有るので、訓練を継続して、応急処置が出来る仲間を増やしてゆきたい。