編笠岳から権現岳

八ヶ岳南端、編笠岳から権現岳
山行日:11月6日(日)
メンバー:単独
アクセス:多治見3時30分、小淵沢IC下車し観音平。5時50分到着。
コースタイム:観音平6:20⇒雲海⇒押手川分岐⇒編笠山9:15⇒青年小屋9:50~10:00⇒のろし場⇒西ギボシ⇒東ギボシ⇒権現小屋⇒権現岳11:50~12:10⇒三ッ頭⇒木戸口公園⇒縦断歩道分岐⇒観音平15:00
ルート図:MAP

報告:今年初めての八ヶ岳連峰、紅葉と、ご来光・富士山を見たいと、急遽計画。
観音平に、ご来光前には到着、ご来光スポットを探すも、樹林が邪魔で拝む事は出来ませんでした。それでも赤く染まった富士山、甲斐駒ヶ岳その奥に北岳、素晴らしい景色を眺める事が出来て満足。
駐車場は6時前だと言うのに満車状態にビックリ。歩き始めると樹林の間から朝日が見えた。海雲の展望スポットでは、ススキと富士山秋の景色を見た、編笠岳直下は急な登りが続くが振り返ると、富士山と南アルプスが見える。
編笠岳頂上は多くの登山者がいた、360度のパノラマは最高でした。
青年小屋から権現岳は2度目、前回は雨の中視界不良の登山でしたが、今回は雲一つない晴天、ギボシの迫力、三ッ頭から眺める、権現岳・阿弥陀岳・赤岳の絶景を堪能出来ました。

朝6時、観音平展望台からの富士山。

北岳。

甲斐駒ヶ岳、左に白く見えるのが、仙丈ケ岳?

6時前の、観音平。

裾野から、朝日。

ハイマツが朝陽で染まる。

海雲の展望台、富士とススキ。

押手川分岐。此処から登りがキツクなる。

編笠岳への登り、立休憩で振り返ると、富士山、南アルプス。

 

樹林帯を抜けました、後少し。最高の景色です。

御嶽山。

頂上到着。多くの登山者。

編笠岳からの定番、阿弥陀岳、中岳の後ろに横岳、赤岳、東ギボシと権現岳。

 

美しくケ原と北アルプス。

乗鞍岳。

蓼科山。

甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳。

瑞牆山と金峰山。

茅ケ岳。

 

編笠岳から青年小屋に樹林帯、雪が残っていて、氷の斜面、アイゼン着けようか悩んで、止めました。

青年小屋、冬支度で忙しそうでした。営業していたらコーヒー飲みたかった。
錆びた外壁、何時になったら、綺麗にするのかな?

小屋から権現岳、今回は快晴、以前は同じ時期でしたが、雨で何も見えなかった。
のろし場、最高の景色です。武田軍がのろしを上げたのかな?

 

 

西キボシ、中々の姿。

西ギボシから東ギボシは鎖が沢山ある、落石を気をつけて登りました。
東ギボシ頂上。権現岳より頂上らしい。

 

東ギボシ。裏側は切り立った岩稜。

権現小屋。営業していない。以前の此処のトイレは、便器の穴の下が、崖でした。今は綺麗に成った様。

権現岳、頂上は狭いので、道標の近くで昼食。

 

此処からの権現岳は素晴らしい。

 

三ッ頭と、富士山。
最高の天気に大満足の、一日でした。

 

 

 

 

 

テント点検

多治見ろうざん テント点検しました。

開催日:11月3日(木)

実施場所:喜多緑地公園

参加者:10名

報 告:多治見ろうざんでは、祝日に昼間例会として、学習会を開催しています。8月11日には、登山に必要な体幹トレーニング、熱中症セルフレスキューを行いました。11月3日は、会所有の装備の点検、特にテントを実施しました。

所有のテント、ツエルトを含め8組を、テント設営しました。最後に防水スプレーをして、乾かしました。
利用する人が少なく、寂しいです。キャンプが巷では流行、登山でなくても、キャンプを楽しむのに使ってほしいです。

ツエルト、設営には最初に、底辺の4点をしっかり固定すると張りやすい。ツエルトポールを使用。
座れば、4人は寒さをしのげる。
(アライテント)2組所有。

ツエルト、片側樹木、もう一方はストックを利用して設営ツエルトは下が分割になっているので、レスキュシート下に敷いて使うと、雨が降っても大丈夫。
(エスパス)

3人用テント、骨組みがしっかりしている、強風でも大丈夫。実際は2人が快適。
(IBS)

5人用テント、冬も使用可能。入口が袋状になっている。ファスナーだと凍結すると、出るのが大変。
内張を張ると、冬も快適。
(エスパス)

冬用テント、軽量タイプは2組ある、古いテントと比べると半分の重さ。

3シーズンタイプのテント、入口がメッシュの蓋が付いているので、暑い夏には最適。

 

私が会に入会前からあるテントなので、多分20年以上と思う。シッカリした骨組みで安心。しかし重いので、現在これを背負って、登山出来る人は、会では少数。

5人用テント、これも年代物です。
会には、持ってこなかったテントが、2組有ります、一つは10人は泊まれるテント、今は利用が無いので、今回は点検を止めました。

会には、テント以外に、大小のコッフェル、ガスバーナー、ランタン、テントで使うものは一通り有ります。
冬登山に使用する道具、岩登りの道具、救助で使用する道具等沢山有ります。今は利用が減って寂しい限りです。

 

雨乞岳と愛知川渓谷

雨乞岳&愛知川渓谷
山行日10月30日(日曜日)
アクセス:多治見5時==菰野IC==武平峠
6時40分到着
コースタイム:武平峠7:20⇒クラ谷分岐⇒七人山の        コル⇒東雨乞9:50⇒雨乞岳10:15⇒杉峠⇒杉峠の
      頭⇒佐目峠⇒イブネ11:40~12:00⇒クラシ⇒
イブネ北端⇒コクイ谷出合14:40⇒クラ谷分岐
16:00⇒武平峠17:10
歩行距離14km 歩行時間10時間

ルート図:   MAP

報 告:鈴鹿の紅葉を求めて、古い記憶をたどり、武平峠から雨乞岳、杉峠から初めてイブネ、クラシを登り、愛知川渓谷コクイ谷を歩いた。
 雨乞岳は昔は笹の山でしたが、景色は大きく変わり、開けた見晴らしの良い山でした、そして今回イブネ・クラシとピークを踏みました、苔一面の台地で、この景色は鈴鹿で見る初めての景色でした。
 クラシから愛知川に降りるのですが、計画と変えて、イブネからダイレクトに降りました、余りの急な下りで、結果時間は短縮出来ませんでした。
 愛知川の遡上は、水に浸かる必要はないですが、テープやケルンを探しながらの歩きでした。渓谷美は言葉に出来ない素晴らしさでした、沢に目をやると、イワナかアマゴと思われる魚が沢山泳いでました。
最後は、太陽と時間の勝負でした。

 

 7時前に到着なのに、武平峠周辺は路肩も全て満車、滋賀県側に下り、10台程度駐車場出来る場所の、隅に何とか駐車出来た。峠のトイレまでやむ負えず歩く。
 車が置けたことに感謝し、スタート。

 殆どの人が、御在所と鎌ケ岳なので、雨乞は静かに登山が楽しめる。

沢谷峠付近、広々として気持ちが良い。

 

 

沢の縁を、登る。気持ちが良い。

 

木が少なくなり、青空が見える、もうすぐ稜線。

七人山のコル到着。

雨乞岳最後の登り、以前は笹のトンネルで、掻き分けて、笹を掴み登ったが、今わ笹が低く、周りの景色を眺めながら必死に登る。今日目指すイブネ方向。

振り返ると、御在所、鎌ケ岳。

東雨乞岳到着。
10時過ぎなのに、弁当を食べている人が沢山いた。

目指す本峰、雨乞岳。

本峰は頂上が狭い、ハロインで仮装している団体がいて、記念写真を沢山撮影していた。

杉峠へ下る、こちらへ下る人は少ないのか、道は笹で覆われている。雨乞岳東峰。

 杉峠に降りる途中の岩場、誰かの真似をしてみた。

ススキが輝いていた。

 

杉峠、以前はここから愛知川に降りた、今回は峠を登り返す。

 

分岐、雨乞岳から綿向山に登った事が有るが、此処をまっすぐ行ったのかな?右に曲がり佐目峠に向かう。

佐目峠からイブネを見上げる。

峠からは、雨乞岳がデッカク見える、御池岳の様に見える。

イブネ到着、途中で苔のジュータンに寝転んでいる人がいた、「気持ちいい、このまま寝ていたい」と言っていた。その気持ちが良く分かる。

苔のジュータンの先に、御在所、鎌ケ岳、雨乞岳。

 

ここがイブネのテント場の様です。左に一組テントが有る。この景色も、鹿の食害で出来た台地、素直に喜べない。

クラシ、すぐには分からなかった。

イブネの北端まで戻る。
ここから、愛知川に下る。

最初は目印のテープも沢山あった、どれが正しいのか良く分からない。結果急な斜面を木に掴まりながら下る。
岩場に出ると迂回して降りた。

炭鉱後の様な場所に出る、しっかりした道に出て一安心。

 

 

国見峠への道との分岐、此処から愛知川遡上の本番。

とにかく紅葉が素晴らしい。

見えるかな?、魚が沢山泳いでいる。

愛知川遡上終了、コクイ谷に到着。

陽が沈む前に、武平峠へ、太陽と競争。

 

無事明るいうちに、到着。バリエーション未経験者との登山は、まだ無理なよう、反省です。